株式会社リョービツアーズにおける新型コロナウイルス感染予防対策について、以下の項目を制定いたしました。
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新型コロナウイルス感染予防対策について
株式会社リョービツアーズ
1.対応策について
株式会社リョービツアーズ(以下弊社)では、政府の定めるところの「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針」をはじめとする政府の諸決定を踏まえ、旅行業における新型コロナウイルス感染予防対策として、実施すべき基本的事項について整理したものであり、令和2年5月14日に、日本旅行業協会から通達のあった「旅行業における新型コロナウイルス感染予防対策ガイドライン(第2版)」に基づくものとする。
2.感染防止のための基本的な考え方
弊社では、支店、営業所の立地や営業形態等を十分に踏まえ、支店内、営業先や通勤経路を含む周辺地域において、旅行中のお客様、添乗員等の感染を防止するよう努めるものとする。このため、「三つの密」が生じ、クラスター感染発生リスクの高い状況を回避するため、最大限の対策を講じる。
3,具体的な対策
(1)来店時
・感染防止のため、電話やメールでの旅行相談、オンラインによる旅行申込みなど非来店での旅行取引をお勧めする。
・来店での旅行相談、旅行申込み等を希望されるお客様には、集中防止のため事前の来店予約を依頼する。
・入口および店舗内に手指の消毒設備(アルコール等)を設置する。
・入店の際に手指の消毒を依頼する。
・店舗内では、マスクの着用を依頼する。
(2)相談・申し込みカウンター
①相談・申し込み待ち時
・事前の来店予約を促進し、店舗内での待ち時間を可能な限り短くする。
・間隔を空けた待ち位置の表示 等
②相談・申し込み中
・カウンターにアクリル板・透明ビニールカーテン、フェイスシールドなどを設置し旅行販売スタッフとお客様の間での飛沫感染を防止する。
③申込書等の記入時
・記入台、筆記用具等の頻繁な清拭消毒 等
④旅行代金の支払い、クーポン類の引き渡し
・旅行代金の支払いは、振込やカード決済等、非来店・キャッシュレスを促進する。
・後日発券のクーポン券は、電磁的方法による手交、または郵送等により、非来店をはかる。
(3)店舗内清掃
・アルコール溶液や市販されている界面活性剤含有の洗浄液や漂白剤溶液を用いて消毒する。
・通常の清掃後に不特定多数が触れる環境表面を始業前、始業後に清拭消毒することが重要であり、ドアノブやエレベーターボタン、階段の手すり、カウンター、申込み台、共用パソコンなどは、定期的にアルコール液で拭く。
・手がふれることがない床や壁は、通常の清掃とする。
4.旅行業務取扱上における対策
(1)単品(交通・宿泊など)(手配旅行)
・手配する旅行サービス提供事業者が適切な感染防止対策をとっている事業者であることを確認するよう、お客様に伝える。
・手配する交通機関・宿泊等の業界等で安全対策が講じられているかをお客様が認識して選定できるよう、必要に応じて情報提供などに配慮する。
(2)フリープラン、ダイナミックパッケージ(宿泊のみ募集型企画旅行を含む)(募集型企画旅行)
・募集型企画旅行において手配する旅行サービス提供事業者は、原則として適切な感染防止対策をとっている事業者に限定する。
(3)団体旅行(日帰りバスツアーを含む)(募集型企画旅行、受注型企画旅行、手配旅行)
①旅行の企画
・感染状況に応じた適切な旅行先の選定に留意
・旅行の出発となる都道府県から、都道府県外への移動自粛の要請がなされていないことを確認する。
②企画の際の旅行サービス提供事業者等の選定
・旅程に組み込む運送機関、食事箇所、観光施設、体験プログラム等については、事前に適切な感染防止策を取っていることを確認する。
③旅行実施判断(標準旅行業約款募集型企画旅行契約の部 第17、18条関係)
・感染状況の変化等により旅行の安全かつ円滑な実施が困難となった場合、またはその困難となる可能性が大きい場合には、旅行の実施を中止する。
・旅行開始後であっても、感染状況の変化によりその後の旅行の安全な継続が困難となる可能性が大きいことがわかった場合は、旅行を中止し出発地に引き返す。
④旅行実施に関する助言(手配旅行)
・感染状況の変化等により旅行の安全かつ円滑な実施が困難となった場合、またはその困難となる可能性が大きい場合には、旅行の実施の是非を検討するよう、旅行者(団体責任者)に助言する。
⑤三密リスクを下げる旅程管理
ア 交通機関
・旅程において利用する各交通機関のガイドラインに従った利用できるように旅程管理する。
イ 宿泊
・宿泊施設においては各宿泊施設のガイドラインに従った利用ができるよう旅程管理する。
ウ 観光
・観光地では、団体メンバーが集まって『密』の状態を作らないよう、間隔をあけて案内する。
・観光入場施設では、入り口や施設内部での密集・密接を避けるため、小グループに分け、
時間差をつけた入場等の工夫を行う。
エ 食事
・食事においては、各場所のガイドラインに従った利用ができるよう旅程管理する。
・その他の場所での食事においても、食事中の飛沫感染を防ぐため、時間をずらす、椅子を間引くなどにより、距離の確保に留意。
・食事施設の従業員との接触をできるだけ少なくすることに留意(従業員からの料理説明を説明メモに変更するなど)
・人数が多い団体の場合は、昼食を弁当にするなどして食事中の感染リスクを低減する。
⑥添乗員がつかない場合は、旅行サービス提供事業と協力して旅程管理を行う。
⑦旅行参加者の健康管理、社員および添乗員等関係者の健康管理
・出発前にお客さまの体調管理(体温、体温チェック)を行い、発熱や感染の疑いのある症状を呈している方には、旅行参加を遠慮していただく。
・旅行中に体調不良となったお客様は、旅行から離団し、他の参加者への感染防止の対応を行うとともに、最寄りの保健所や医療機関に相談・受診できるように事前に準備する。
・体調不良となり離団したお客様が、旅行の出発地または自宅等に戻るために必要に応じた旅行サービスを手配できるよう準備する。
・旅行中、要所要所での手洗い・うがいができるよう、適切な休憩場所等を選択する。
・旅行中、お客様にはマスクの着用を要請する。
・旅行参加者が旅行帰着後2週間以内に新型コロナウイルス陽性と診断された場合には、旅行会社へ連絡いただくよう依頼する。
・旅行会社は感染発生時に備え、旅行参加者もしくは契約者の連絡先情報を2週間保存する。
●イベント
・イベント・コンベンション業界の安全対策に準じること。
募集型企画旅行にご参加お客さまへのお願い
- ご出発当日、ツアー受付時にお客様の体調確認(体温、体調についてのお尋ね)を実施させていただきます。
※発熱(37.5度以上)や感染の疑いのあるお客様には、旅行参加をご遠慮いただく場合があります。 - ツアー受付の無い旅行商品にご参加のお客様はご自身で体調管理をお願いいたします。
- ご旅行中はマスクの着用と共にこまめに手洗い・うがいをお願いいたします。
- 観光場所等ではソーシャルディスタンスに心掛けて下さい。
- ご移動中(運送機関内)、お食事場所での会話はできる限りお控え下さい。
- 各施設の新型コロナウイルス感染予防対策に従って下さい。
- ご旅行中に体調不良などの症状がみられた場合は、他のお客様への感染予防の観点からご旅行継続をお断りさせていただく場合がございます。